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CD制作記「SAX-3への道」 2002年
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| はじめに サックス・レーベルの新譜としてやりたい企画はいくつもありますが、年に1作品を制作するのが精一杯というのが実情です。それだけに、厳選した企画をじっくりと精魂込めて仕上げていきたいと思っています。 前作「ミッドナイト・サン」(SAX-2)のリリースの目処が付いた、2002年8月頃より、次回作(SAX-3)について考えはじめました。 1作目、2作目ともベテラン・ミュージシャンのリーダー盤だったので、次は若手でいくことにしました。 そして、レーベル発足当初から暖めていた、とっておきの企画、某女性アルト奏者のリーダー盤でいくことに決めました。彼女は、世界レベルで通用するであろう、凄いアルト奏者です。 ・・・ しかし、事は思い通りに運ばないもの。 のっけから、つまづいてしまいました。 果たして、次回作(SAX-3)は無事リリースできるのか? これより、サックス・レーベルのCD制作過程をレポートしていきます。題して、 CD制作記「SAX-3への道」、はじまり、はじまり。 |
| 2002年8月13日(火)
初打ち合わせ 喫茶右山(うざん)で、某女性アルト奏者と初打ち合わせ。リーダー盤制作について以前から打診していたが、彼女の返答は予想外のものだった。「まだレコーディングはしたくない」と言うのだ。 レコーディングするなら、自分のバンドでやりたいが、今はまだバンドとして未完成、というのが彼女の主張。ここで、彼女を説得してレコーディングを実現させるのが有能なプロデューサーというものなんだろうけど、ぼくには出来なかった。説得すらしなかった。演奏者自身に制作意欲のない作品を作ろうとは思わないから。 それで、残念ながら、彼女のリーダー盤は中止することにした。 とても残念だけど、 彼女が自分のリーダー盤に対してしっかりとした構想を持っていてることには感心した。やはり凄い人だ。 彼女のリーダー盤は、2004年以降にいつか実現したい。 |
| 企画の練り直し 次の企画として、真っ先に思い付いたのは、ジャズドラマー山口新語のリーダー盤。ドラマーリーダー盤は、作品企画として難しいなあ・・・、 1作目がドラマーリーダー盤だったしなあ・・・、サックス・レーベルを名乗りながらまたドラマーリーダーでいいのか・・・ 余計なことが頭をよぎるけど、 どう考えても一番やりたい企画は、山口新語のリーダー盤。 これしかない! |
| 2002年8月17日(土) 小岩フルハウス
小岩フルハウス、酒井潮(org)、山中良之(ts)、山口新語(ds)によるトリオのライブに行った。このトリオの素晴らしさをどう表現したらよいのだろう。これはもう日本の宝。 ジャズドラマー山口新語の魅力を再確認し、彼にリーダー盤のオファーをする決心がついた。今日はまだしていない。日を改めて、正式にオファーしよう。 |
| 2002年8月19日(月) 山口新語さんにオファー
サックス・レーベルの次回作として、山口新語のリーダー盤を制作したいと、山口さんにメールした。さて、どのような返事がくるだろうか。 |
| 2002年8月20日(火) 山口さんの返信
山口さんより、「むっちゃ嬉しいです!!」との返信がきた。 やったぁ。 でも、 喜ぶのはまだ早い。 打ち合わせして、互いの意向を確認するまで安心はできない。 |
| 2002年9月12日(木) 山口新語さんからメール
10月7日までツアーとのこと。 打ち合わせは、ツアー後にすることにした。 |
| 2002年10月10日(木) 打ち合わせ日時決定
山口新語さんとの最初の打ち合わせを、10月18日(金) 桜木町 Y's Cafe で行うことになった。 |
| 2002年10月18日(金) Y's Cafeで打ち合わせ
桜木町 Y's Cafe で山口新語さんと最初の打ち合わせをし、来年秋にレコーディングすることで合意した。山口さんには、これからの1年間で、じっくりと作品の構想を練ってもらう。 |
| 2002年11月15日(金) 山口新語さんからメール
山口さんから、近況報告のメールが届いた。楽器などの不要な持ち物を処分して身軽になるつもりらしい。作曲もぼちぼちできてるとのこと。かなりの気合を感じる。 |